1円書籍の謎

Amazonマーケットで激安の中古商品をたまに見かけることが、以前から疑問でした。
商品を1円で売ったところで、梱包する人件費だけで何十円もかかってしまうのではないか、と。


そこで、以前から欲しかった本:

全国鉄道なるほど事情 (PHP文庫)

全国鉄道なるほど事情 (PHP文庫)

を1円で購入してみました。鉄オタな著者が、役に立たないトリビアを沢山披露してくれます。他の鉄道本に比べて、僕の知らない内容(興味がある内容)がたくさん書いてあったので、面白かったです。
1円とは言っても、配送料340円がプラスされました。


そして、配送日当日。
Amazonから受け取り次第外出しようと思ってたので、家で待っていたのですが、お昼になっても来ない。
配送は明日なのかな、と諦めて外出しようと思ったら、アパート1階の郵便受けに投函されていました。
通販で購入する書籍は、受け取りのサインが必要なのかとずっと思っていたのに・・・。



これで理解できました。文庫本の場合、90円なり120円なりの普通郵便を使って発送することが出来るから、差額の241円または271円を儲ける、というスタイルのようです。


別に非難しているわけではなく、ああそういうことだったのか、と個人的に納得しました。


ちなみに、上のリンク経由でこの本を購入しても、僕に0.01円は入ってこないです(笑)